FAQFAQ

コルクフローリング
クリーニングとメンテナンス
施工
コルク

Q
コルクフロアはキッチンに適していますか?
適しています。コルクフロアの上に立つのはとても快適で、同じ体勢を維持するのも楽です。キッチン用具やシンクの前にラグやマット敷いて、水分、こぼれた食品、油やその他早期磨耗の原因となる問題からコルクを守りましょう。

コルクフロアの上で家具を引きずるのもやめましょう。イスや家具の足にはフェルトパッドを使用しましょう。水分を避けましょう。

メンテナンスの方法としては、ほこりや砂粒が紙やすりのように作用してダメージを与える可能性があるため、定期的に床を掃き、濡れたモップで拭くことをお薦めします。

もし人の行き来が多いのであれば、メンテナンスガイドラインに沿って年に1回(またはそれ以上)、フロアを再研磨するのもよいでしょう。これによって、保護層を強化することが出来、本来の見た目を維持することができます。

Q
コルクフロアは浴室に適していますか?
暖かく、柔らかいコルクフロアは、浴室に非常に快適なフロアをもたらします。しかしながら、漏水の危険があるためいくつかの予防措置を取ることをお薦めします。フローティング・フロアはお風呂にはお薦めできません。タイルを使用するべきです。設置後は、モールディングや幅木の設置の前に浴室の周囲をコーキングすることが重要です。

これにより、漏れた水がサブフロアや壁にダメージを与えることを防ぎます。もう一つ保護層を追加して結合部分を完全に塞ぐべきです。メンテナンスには推奨される製品のみを使用してください。

Q
コルクは地下室への設置に向いていますか?
地下室では、スラブから時折水分の滲出が起こる高い可能性があります。水分は接着されたタイルの剥離、へこみを生じさせる可能性があります。従って、このような場合はタイルは適していません。

地下室には6mmのポリエチレンの防水シート上に弊社のフローティング・フロアを設置することをお薦めします。その際はサブフロアの上に直接設置するのではなく、6mmの防水シート上に設置してください。

Q
コルクフロアは水分や温度変化によって影響を受けますか?
他の木材を使った製品と同様に、コルクは、天候の変化によって膨張、縮小する傾向を持っています。極端な環境条件、つまり極端な熱、水分、乾燥(湿度が65%を超える場合、35%を下回る場合)はコルクを縮小させ、結合部分が見え易くなります。

湿度が高くなると、コルクフロアは膨張しますが、基本的にコルクフロアは木造のフロアよりも安定しています。木材が膨張する際は、木目に沿って膨張します。そのため、膨張は一側面に集中します。しかしながら、コルクの場合、膨張、縮小は全面に分散されます。

適度な順化、設置、メンテナンスにより、コルクフロアの縮小がより目立たなくなります。

Q
フローティング方式と接着方式のどちらを選択すべきでしょうか?
サブフロアの形が主に決定の基準になります。サブフロアに多くのヒビがあったり、古いビニールタイルやビニールシートであったり、汚れているなど状態がよくなければ、フローティング・フロアをお薦めします。

フロアがある程度水平に保たれている限り、状態の良くないサブフロアの上にフローティング・フロアを施工することで費用の掛かる新たなサブフロアを用意する必要を避けられます。

また、コンクリートのスラブからの水分移動の危険がある場合は防水シートを張ってフローティング・フロアを設置することを推奨します。

接着式のコルクフロアは、乾燥していて、綺麗で、ほこりや油や接着を邪魔するものがなければ、木材やコンクリートのサブフロアの上で使用できます。

フローティング・フロアは土台に接着するものではなく、コルク板のそれぞれが結合しているため、一枚の板のような形となります。これは、木材製品にとっては一般的な膨張、縮小が表面に現れる可能性が大きく減少したことを意味しています。フローティング・フロアの設置はより簡単で、早く、低コストです。

Q
コルクフロアの特徴は?
コルクフロアは、他のフロアと同程度の強度を持っています。加えて、自然の製品であり、環境に優しく、再生可能な資源から生産されています。(コルクガシの樹皮は、収穫しても木自体にダメージを与えません。)

さらに、コルクフロアには静電気は起こらず、防音の特性を持ち、熱や冷たさにも耐性があり、アレルギーの心配もありません。他のどの床材もこのような特性を持ちあわせていません。

メンテナンスをしっかりすれば、コルクフロアは世代を越えて使用可能です。

Q
コルクの上はハイヒールで歩けないと認識していました。家具がフロアを傷つけたりしませんか?
コルクフロアは、十分な密度を保っており、重さや激しい人の通行にも耐えることができます。コルクの特性の1つに、「形状記憶力」があります。圧力をかけても元の形へ戻ります。

ワインボトルのコルク栓を抜いたときに栓が元の形に戻ろうと膨張するのと同じです。耐久性のある表面仕上げは、コルクの保護、メンテナンスの容易さに貢献しています。

しかしながら、他の床材と同様に、家具の足には保護パッドの使用をお薦めいたします。

Q
コルクフロアの色にムラはありませんか?
コルクフロアは高品質の天然素材であることをご了承ください。若干の色の違いは、コルク、木材、竹等の天然素材を使用した製品の特徴でもあり、魅力でもあります。
Q
コルクフロアを特定の色に染めることは可能ですか?また、コルクフロアはステンシルで印刷することは可能ですか?
コルクフロアはどんな色にも染めることが可能です。APCORは様々な色の製品をご紹介しています。また、ご希望の製品がない場合には特別に対応させていただきます。
Q
コルクフロアは日光で色褪せしますか?
日光や、紫外線はコルクに色の変化を引き起こします。特に黄色に変色していくことが多くあります。

これは一般的なことで、製造上の不具合ではありません。ラグや大きな家具で光や変色からコルクを保護することができます。

Q
コルクフロアは防音には適しているでしょうか?
非常に適しています。建築物の防音材として広く使用されています。建物の防音性の要求に対して非常に効果的な選択肢です。
Q
コルクフロアは健康的な室内環境を促進しますか?
バクテリア、ゴミ、ほこりは他のフロアのようにコルクフロアには侵入できません。

ほこりを取り除いたり、床を掃いたり、掃除機をかけるなどの簡単なメンテナンスでコルクフロアを清潔に保てます。

Q
コルクフロアに重いものを落とした際、表面仕上げが割れることはありますか?
コルクフロアによって衝撃に対する耐久力が異なります。表面へのダメージは、物と落ちた高さによって変化します。
Q
美容室にコルクフロアを使用することはできますか?
APCORがお勧めするコルク製品の表面は汚れに強いという特徴があります。しかしながら、水分を落とした際はすぐに拭きとることをお薦めします。
Q
コルクフロアを商業施設や人の出入りが激しい場所に設置することは可能ですか?
APCORは廊下、デパート、ロビー、学校、オープン・プラン式のオフィスなど、人の出入りの激しい商業施設向けの製品をご紹介しております。
Q
コルクフロアを屋外へ設置することはできますか?
基本的にコルクフロア製品は屋内への使用をお薦めしています。
Q
他の素材と比較してコルクフロアは歩行に快適というのはなぜですか?
コルクフロアは天然の弾力性があり、一般的な木材フロアに比べて足に与える衝撃が高くありません。また、カーペットのようなソフトな床と違い、足に対してしっかりとしたサポートを提供します。これにより長時間歩いた場合の足へのダメージが相対的に少ないのです。
Q
日常的にどのような手入れが必要ですか?
数年に一度ワックスを塗布します。これは一般の無垢フローリング材と同様の頻度です。また、新世代のコルク床材にはワックス不要のものがあります。詳しいことは取扱い業者にお尋ねください。
Q
床暖房に対応していますか?
床暖房の種類によっても対応状況が異なるため、詳しくは販売店にご相談ください。
Q
コルク板を接着する場合は、どのような接着剤を使用すればいいのですか?
それぞれのコルクの特質に適した接着剤が指定されていますので、取扱い業者や販売店などでご確認ください。接着剤を使用しない床材もあります。詳しくは取扱い業者などにお尋ねください。
Q
フローティング・フロア(工法)とはどういうものですか?
合板をコルクで挟み込んだ3層構造の床材を使用します。既存の床の上に直貼りが可能なためリフォームに最適です。接着剤や釘を使用せず床材をはめ込んで施工するため施工時間が短いうえに、副資材を使用しないため経済的です。
Q
コルクの臭いが気になると聞いたのですが。
臭いにはコルク自体が発するものと接着剤によるものと二種類あります。コルクが発する臭いは微量であり、気づかないケースがほとんどです。また、風通しを良くすることで、施工後数週間で気にならないレベルにまで低下すると言われています。また、臭いの少ない接着剤も販売されていますが、接着剤の臭いが気になる方は、施工業者や販売店にお尋ね下さい。
Q
コルク板はコルクの粒を接着剤で固めて製造するということですが、どのような接着剤を使用しているのですか?
シックハウス症候群の原因となる接着剤を使用した粗悪品が市場に出回っています。APCORがお勧めするコルク製品は全て、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド陰性です。
Q
コルクは何から作られているのか?
コルクとは、コルク樫の木、(学名:Quercus Suber L.)から取れる外層のことです。

コルク樫の木は、最も生長に適した環境である地中海西部沿岸地方を起源とします。

  • 石灰分を含まない砂地で、窒素・リンの含有量が低く、カリウムの含有量が高いph4.8から7.0の土壌
  • 降水量は年間 400-800 mm
  • 気温は -5°C から 40°C
  • 高度は 100?300 メートル
Q
コルクの化学成分は?
コルクは、脂肪酸複合体で空気のようなガスで満ちたコルク質から作られる、蜂の巣状の小さな不浸透性のセルで構成されます。

平均して1平方センチメートルに4000万のセルが詰まっており、ワインのコルクには約7億セルが詰まっています。

Q
コルクの化学的/物理的特性は?
現代の技術では再現不可能なコルクの独特な細胞組織は、床材として使用されるコルクの秘密の特質です。
軽さ
コルクは軽量です。1cm3当たり0.16グラムの重さしかありません。容積は主に空気のような気体です。
圧縮率
コルクは圧縮が容易で、柔軟性を失わずに半分の幅にまで圧縮できます。コルクは他の側面の容積を増やさずに一側面のみ圧縮可能な唯一の固形物です。
弾性記憶
クッションのようなコルクのセルは、弾性記憶として知られる機能を持っています。圧縮された際、継続的に元の大きさへ戻ろうとするため、しっかりとした栓として機能します。

弾性を持っているため、栓としての用途を損なわずに温度や圧力の変化に適応します。

不浸透性に近い
細胞壁中のコルク質とセロイドのおかげで、コルクは液体やガスをほとんど通しません。コルクは水分を弾くため、品質を落とさずに長く使用することが可能です。

最近の科学の研究によると、コルクは微量の酸素をボトル内へ浸透させることが発見されています。微小なレベルの酸化を促すことになり、ワインの熟成において大きな利点があります。

絶縁体
コルクはとても良い絶縁体であり、また断熱材、遮音材、防振材としても使用されます。
難燃性
コルクは燃焼する際に炎が発生することはなく、有毒ガスも発生しません。天然の難燃性を備えています。
極めて高い耐摩耗性
コルクは耐摩耗性の面で極めて優れた特性を有しています。コルク独自のハニカム構造により、衝撃や摩耗に対する耐性は木質フロアなどの類似素材を上回ります。
Q
コルクの総生産量と生産地は?
コルク樫の森林地帯は、ポルトガル、スペイン、イタリア、フランス、モロッコ、チュニジア、アルジェリアです。地中海西部沿岸地域の国々の経済、生態系に大きく貢献しています。

コルク樫の森林地帯の総面積は220万へクタール(東京都の面積の10倍)に及びます。

ポルトガルはコルク森林地帯全体の約3分の1にあたる73万へクタールのコルク森林地帯を有します。これらの森林地帯はポルトガルの森林地帯の23%を占めています。

また、ポルトガルのコルク生産量は世界のコルク生産総量の半分以上を占めています。

世界のコルク年間生産量は、340,000トンです。

コルクの生産量は常に増加しています。例を挙げると、ポルトガルではポルトガル政府やEUにサポートされた森林再生プログラムによって、また多くのコルク生産者の努力や投資を通じて、コルク植生地域が毎年1万ヘクタールずつ増加しています。このような森林再生プログラムによって過去10-15年間で森林面積は約13万ヘクタール増加しました。植林地では1ヘクタールあたり120本から150本のコルクが植えられています。

テクニカルコルクなどの新技術によって天然資源の有効活用がすすんでいます。

今後100年間の市場需要に対応可能なコルク樫がポルトガルにあると見積もられています。そのため、ワインの栓に利用されるコルクが不足することはありえません。

エリア
(ヘクタール) (%)
ポルトガル 736,700 32
スペイン 506,000 22
アルジェリア 414,000 18
モロッコ 345,000 15
フランス 92,000 4
チュニジア 92,000 4
イタリア 92,000 4
合計 2,277,700 100
* 出所: National Forestry Resources Department (DGRF) 2006年、APCOR
Q
コルク樫の生産寿命は?
コルク樫の平均生産寿命は、170年から200年です。

コルク樫は、その寿命を全うするまでに平均して栓として使用できる品質のコルクを17回収穫可能です。

Q
コルクの収穫サイクルあたりの平均産出量は?
ポルトガルの収穫効率の高いコルク樫の森では、1ヘクタールあたりの平均産出量は200-250kgです。

1回の収穫につきコルク樫の木1本あたりの平均産出量は40-60kgです。

なかには産出量が非常に多いものもあります。例えば、最大、最古のコルク樫の木であるホイッスラー・ツリーですが、1820年に最初の収穫を迎え、その後20回収穫しています。1991年には1200kg、2000年には650kgのコルクを算出しています。

Q
コルクは何に使われていますか?
コルク樫の全ての部分は、生態系にもたらす恩恵だけでなく、何らかの経済的目的に貢献しています。

最も価値の高い部分は樹皮です。

コルク樹皮の50%以上が栓になります。その他には、軽量性と耐久性、さらには断熱性能、遮音性能、防振性能などの素晴らしいコルクの特性を有効に活用した製品に活用されています。

木から最初に収穫される樹皮とその次に収穫される樹皮は、それぞれバージンコルク、セカンダリーバークとして知られ、断熱材やコルクタイルを作るのに使用されます。

3回目の収穫以降はリプロダクションコルクとして知られ、天然コルク、またはテクニカルコルク(圧縮コルク)の栓として使用されます。

ワインの栓に向かないコルクは、メモボード、釣竿のハンドル、ガスケット、ホッケー/ゴルフボール、フロアタイル等の粒状コルク製品へ使用されます。

コルクは、ガスケット、バルブ、建築物や鉄道の絶縁体に使用される際はゴムと混合されます。スペースシャトルのノーズ・コーンにも使用されています。

コルク樹皮の全ては製品に使用され、何も無駄になりません。生産段階で出てくる廃棄コルクも粒状にされリワーク品として生産工程へ戻されます。

微細なコルクダストですら収集され、工場のボイラー燃料として使用されます。

Q
100%リサイクル可能とはどういう意味ですか?
コルク栓はコルク樫の樹皮を打ちぬいて出来上がりますが、打ちぬかれた残りの端材を粉砕して、床材などのコルク製品が出来上がります。また、使用後のコルク栓は粉砕して床材やコルクボードへ再生することができます。床材などのコルク製品も同様に再生可能なのです。
Q
コルクの環境に対する有用性は?
環境に配慮したパッケージにおいてはコルクの右に出るものはいません。特に欧米において消費者、小売業者にとっての重要性が高まっています。

コルクは再生可能なコルク樫から産出される素材であり、リサイクルや再利用可能な生物分解性を備えた自然素材です。

無駄になる部分はほとんどありませんし、コルク樫は大気から温室ガスを吸収します。コルクの木は環境上の、または経済上のゴールに貢献しているのです。代替栓とは違って、コルク栓の生産にはほとんどエネルギーを必要としません。

コルクの森林は、絶滅の危機に瀕する種の住処を提供する独特かつ脆弱な生態系をサポートしています。また、数百年にわたり農業経営者を支えてきた混合農業経済(家畜飼育と作物栽培を組み合わせた農業)に貢献しています。

コルク樫は暑く、乾燥したポルトガル南部の条件に適しており、土壌の砂漠化を防ぎます。また、ポルトガル北部で時折発生するユーカリや松の森林を焼き尽くす山火事にも強い特性を持っています。

Q
なぜコルクを使うのですか?
コルクは、最も機能的で美しいフローリングを提供するだけでなく、機能性、メンテナンスの容易さ、美しさ、環境対応性を全て備え合わせています。